通夜振る舞い（つうやぶるまい）とは

通夜振る舞い（通夜ぶるまい）とは、通夜の後に行われる食事の席のことを指します。

単に食事をするだけではなく、通夜に参列していただいた導師や弔問客をもてなし、参加された皆様で故人の思い出を語り合いながら故人を偲ぶ重要な法宴です。 故人と共にいただく最後の晩餐会となるため、宴会とは違いしめやかな席となります。時間は概ね1時間程度のことが多いでしょう。

お通夜に提供されるお料理は、殺生を伴う肉や魚などは避けた精進料理が振舞われますが、最近ではそこまでこだわらず簡略化されつつあり、地域によりっては寿司や刺身などが出ることもあるようです。
死の穢れを清める意味もあり、日本酒やビールなどのお酒が用意されることもあります。