後飾り祭壇 (あとかざりさいだん)
2024年05月11日
後飾り祭壇 (あとかざりさいだん)とは
後飾り祭壇(後祭壇)とは、火葬や葬儀が終わった後、自宅に遺骨や仮位牌が移される際に一時的に祀るための祭壇のことです。後祭壇は、満中陰(四十九日)までの間、ご遺族が故人様を供養し、また通夜や葬儀に参列できなかった方々が、後日弔問に訪れた際にお参りしていただくためでもあります。
あくまで後祭壇はご遺骨や仮位牌を一時的に祀るものであり、一般的には、仏式では四十九日まで、神式では五十日祭までとされています。
祭壇には遺骨や遺影、位牌が飾られ、それらに加えてお線香やロウソク、お花などを供えし、故人の冥福をお祈りします。
仏壇の代わりに後祭壇を設置する意味合いもございます。仏壇が無い場合には、満中陰(四十九日)までの間にそろえる様にしましょう。