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忌中(きちゅう)

忌中(きちゅう)とは


忌中とは、故人が亡くなったことの不幸を穢れ(けがれ)とし、穢れを他に広げないために、亡くなった方の家を忌中とし、忌明けまで慶事(祝い事、めでたいこと)を避ける期間。仏教では、四十九日の忌明けまで慶事を控える習慣があり、神道では忌明けにあたる五十日祭まで神棚封じを行い、穢れを避けるようにします。

忌中の間は、外部に忌中であることを知らせるために、家の玄関などに忌中札を掲示することもあります。また、喪中という言葉もあり、通常は一周忌までが喪中とされ、期間は宗派や地域によって異なることがあります。

忌中は、命日から四十九日法要を迎える49日間の期間を指し、四十九日法要を終えることを「忌明け」と呼びます。