安置(あんち)
2024年03月02日
安置(あんち)とは
安置とは、臨終から葬儀の日まで、ご遺体を保管しておくことです。
ご遺体は、死後24時間以内に火葬してはいけないという法律があり、最低24時間以上の安置が義務付けられ、ドライアイスなどを用いて適切に安置されます。安置期間は法律で規定されておらず、一般的には亡くなってから火葬するまでの期間は2~3日程度ですが、ご遺族の事情や火葬場の混雑状況により1週間ほど葬儀を行えないケースもあります。
遺体を安置する場所は、「自宅」「斎場・葬儀社」「民間施設」などがあります。昔は、自宅へ連れて帰るのが主流でしたが、最近ではでは、病院から自宅に戻ることなく葬儀場へ向かうことが多いようです。この場合、安置と共に葬儀を依頼することになり、葬儀社が用意する寝台車に乗せて病院から直接安置所へ故人を搬送します。